2017年1月30日

募金の報告とお礼

今月頭に行ったオープンスタジオでの募金活動。ご協力してくれた方々には本当に感謝いたします。この度、先方のマンチェスターロイヤルアイホスピタル(目の専門病院です)(以降マンチェスター病院と略)から正式な領収書を兼ねた手紙が届いたので、ご報告いたします。


募金を何処にするか決めるにあったって、私たちがこの病院を選んだのは、ちょっと個人的な決断ですが、私たちのような立場に当たる親御さんたちに、そして病を持つ子供たちに少しでも役立って欲しいと思ったからです。

ブログを長く読んでいる方はご存知だと思いますが、娘のサブリナは「ピータース奇形」という、非常に稀な先天性の目の異常を持って産まれました。盲目の状態で、治療法もなく、唯一視力を与えられる可能性のある角膜移植手術も危険という状況でした。そもそも、産まれた病院では症状を判断できる医師がいなく、数日後マンチェスター病院でトレーニングされた医師に来ていただいて、初めて診断されました。その後、サブリナは良い専門医に診ていただき、早く行われた角膜移植手術後もおかげさまで順調。拒絶反応のリスクと薬、通院は一生続きますが、現在は目が見える元気な3歳児です。

マンチェスター病院は、専門医や医療機器等が備わっているだけでなく、専門医を育てている病院でもあります。娘のように稀で複雑な症状を抱えた子供たちが全国各地から来ています。私たちにとっても地元ではありません。一人でも多くの専門医を育て、一人でも多くの子供たちが診てもらえるようにと願っての募金です。

ご協力ありがとうございました。まx

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